熱中症と深部体温
◎熱中症はなぜ発生するのか?

熱中症は暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称です。熱中症を防ぐためには、水分・塩分の補給と体温の上昇を抑えることが重要です。特に、深部体温(脳や心臓など、身体の中心の体温)を下げないと、脳が変調をきたして熱中症になります。

◎深部体温とは

人体の体温には、体表面温度と深部体温があります。深部体温は体の中心の温度のことです。体温は身体の中心が最も高く、身体の表面に近くなるほど低下します。熱中症の診断の場合、深部体温を測定することで身体の状態を正確に把握することが可能です。

 

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